施工管理技術検定の令和3年度制度改正について
令和3年度の施工管理技術検定から、次のように制度が改正されます。
(1)試験の構成を変更
旧制度では、学科試験・実地試験との構成でしたが、新制度では、第一次検定・第二次検定との構成に変更となります。
(2)第一次検定合格者に『施工管理技士補』資格を付与
令和3年度以降の第一次検定合格者へは、国家資格として『施工管理技士補』の称号が付与されます。1級技士補の役割を含む技術者制度改正の概要については、こちらのページ をご参照ください。
(3)1級受検資格の見直しにより、2級第二次検定合格者は、1級受検に必要な実務経験を積む前に1級第一次検定を受検可能
この場合、1級第一次検定合格後、1級受検に必要な実務経験を積んで受検資格を満たしたのちに、1級第二次検定に臨むことになります。
(4)検定基準(試験の内容)の再編
旧制度では、学科試験は知識問題、実地試験は能力問題で構成されていましたが、令和3年度から、第一次検定では、知識問題を中心に能力問題を追加、第二次検定では、能力問題を中心に知識問題を追加という構成に再編されます。
級別種目別の検定基準は、以下のリンクよりご確認ください。(PDFが開きます)
(5)合格基準の事前公表について
国土交通省から合格基準が公表(事前公表)されています。下記のリンクから必ずご確認ください。
(6)その他
<受検手数料の改定>
- 1級建築施工管理(第一次検定、第二次検定それぞれ):10,800円
- 2級建築施工管理(第一次検定、第二次検定それぞれ):5,400円
- 1級電気工事施工管理(第一次検定、第二次検定それぞれ):13,200円
- 2級電気工事施工管理(第一次検定、第二次検定それぞれ):6,600円